イラン外相、「革命防衛隊に手を出せば厳しい報復にあう」
(last modified Sun, 29 Jan 2023 11:43:48 GMT )
1月 29, 2023 20:43 Asia/Tokyo
  • イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相
    イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相

イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相が、「イスラム革命防衛隊は、我が国の影響力ある統治機関のひとつであり、同機関が制裁を受けた場合、その報復は非常に厳しいものとなるだろう」と述べました。

欧州議会は今月18日、EUが指定するテロ組織のリストにイスラム革命防衛隊を加えることを決定しました。

もっとも、この決定は命令ではなく、あくまでも要請という形でした。

EU理事会は今月23日、37のイランの個人および機関を制裁対象に加えました。

イルナー通信によりますと、アミールアブドッラーヒヤーン外相は29日日曜、4人のイラン国会議員との会談において、「欧州議会の行動は、彼らがイラン国内、さらには海外在住のイラン人たちの持つ空気を正しく理解していないことを示している」と述べました。

続けて、「EU当局者らに対しては、影響力ある統治機関かつ公式な軍事部門であるイスラム革命防衛隊へ手を出せば、イランの報復が非常に厳しいものになることが、はっきりと伝えられた」と説明しました。

そして、「欧州諸国は、自分たちの状況と脆弱性を十分に理解している。欧州議会でイスラム革命防衛隊への制裁という拘束力のない決定が下された後、EU理事会は、自分たちは火遊びをすることはできないという結論に達した。そこから彼らは、2番目のシナリオに従って、国会議員を含む多数の個人を制裁リストに加えることにした」と指摘しました。

 


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