イランの司法権週間に際し、三権の長が会合
6月 28, 2016 19:45 Asia/Tokyo
イランの司法権週間の会合が、司法関係者と三権の長が出席する中、テヘランで開催されました。
イランのローハーニー大統領は、28日火曜、この会合で、イラン国民の現在の平穏と安全は、司法権の力と努力によるものだとしました。
また、「今日、イラン国外から投資が集まっているのは、イランの公正で健全な司法権への信頼によるものだ」としました。
アーモリー・ラーリージャーニー司法府長官も、この会合で、「行政や立法が行う活動の傍らで、現在のイランの治安の重要な部分は、司法府の努力によるものだ」と語りました。
また、「イランの司法機関は、罪と見なされる違反への対応を強く決意しており、司法機関は、あらゆる誹謗中傷を免れていなければならない」としました。
ラーリージャーニー国会議長も、この会合で、イランの人権侵害を主張する西側の世論操作の阻止を強調し、「司法的な外交により、彼らに回答すべきだ」と述べました。
また、「明らかに、イランは、人権に関して西側の基準とは異なっており、イスラムの基盤に基づき、国を整える必要がある。一方で彼らは人権を道具として利用している」としました。
さらに、地域の現在の危機に触れ、「地域に危機を作り出すことが、大国、特にサウジアラビアにとって継続的な政策になっている。なぜならサウジアラビアは、イエメンとシリアで敗北を喫しているため、地域に危機を作り出す以外、方法がないからだ」と述べました。