シーア派7代目イマームの生誕日に際し、イラン北東部聖地が歓喜に包まれる
7月 09, 2023 19:32 Asia/Tokyo
7月9日に当たるイスラム暦1444年ゼルハッジャ月20日は、シーア派7代目イマーム・ムーサーカーゼムの生誕日であり、この日に際し、イラン北東部にある聖地マシュハドは光や歓喜に包まれています。
イマーム・ムーサーカーゼムは、イスラム暦128年ゼルハッジャ月20日、サウジアラビアの聖地メッカとメディナの間にある村で生まれました。父のイマーム・サーデクの殉教後、イスラム教徒の指導を務めるイマームの地位に就きました。
イマーム・カーゼムは、知識、謙遜、寛容さという特徴を持っていたことでよく知られており、忍耐が強く、自分を不当に扱った人々に対して寛容に対応していたために、カーゼムという名が付けられました。
イマーム・ムーサーカーゼムの生誕日に際し、同イマームの息子である、8代目イマーム・レザーの聖廟がある聖地マシュハドの各地ではイルミネーションが施され、喜びの光に包まれています。この日に際して、多くの巡礼者がイマーム・レザーの聖廟を訪れています。