7月 23, 2023 17:35 Asia/Tokyo
  • イラン・イスラム革命防衛隊のサラーミー総司令官
    イラン・イスラム革命防衛隊のサラーミー総司令官

イラン・イスラム革命防衛隊のサラーミー総司令官は、イスラムの聖典コーランへの侮辱行為に反応し、「この犯罪の実行犯は厳しい処罰を受けるだろう」としました。

スウェーデン首都ストックホルムにて今月20日、イラク系スウェーデン人がこの数週間で2回目となるコーランへの侮辱行為に走った後、デンマークでもある右翼団体が同国にあるイラク大使館前でコーラン焼却という犯罪を引き起こしました。

このイスラム排斥的な行動は、イスラム諸国の相次ぐ反応を呼んでいます。イランを含むイスラム諸国は、コーラン侮辱行為を非難すると共に、自国駐在のスウェーデンの大使や外交代表らを呼び出し、抗議の意を表明しました。

イスラム革命防衛隊のサラーミー総司令官は、この犯罪について「コーランなどイスラム教徒の神聖への侮辱から、こうした行動が反イスラムシンクタンクで定義・計画されているひとつの悪魔的な戦略・政策であり、時として言論や信条の自由という欺瞞的なスローガンの下に、特にヨーロッパでの傭兵によって実施されていることが見て取れる」と語りました。

また、「イスラムの神聖への侮辱は、イスラム共同体のさらなる連帯・連携につながり、特に、インスピレーションを与えるコーランの内容に世界各地の若者世代の大々的、かつより深い注目を集めることにつながっている。この侮辱行為は、イスラムの敵に対するイスラム教徒の嫌悪を掻き立てるに加え、この行為に走る因子は、イスラム教徒の憤慨、嫌悪、復讐にさらされることになるだろう」と語りました。

 


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