米から解放・帰国のイラン人2人が、米の違法行為を批判
9月 19, 2023 20:18 Asia/Tokyo
アメリカとの収容者交換で同国刑務所から釈放されて帰国した2人のイラン人が、米の刑務所内での不公正について批判しました。
レザー・サルハングプール氏とメフルダード・モイーンアンサーリー氏は18日月曜夜、数年にわたるアメリカの刑務所での拘禁生活の末に、イランに帰国しました。
国際通信イランプレスによりますと、捏造された容疑でアメリカの刑務所内に800日間拘禁されたサルハングプール氏は、「米政府は、証拠もなく私に、(米国の違法なイランへの)制裁を回避した容疑をかけた」と述べました。
続けて、「米政府は、イラン国籍の者に対して敵対的な態度をとってきた。国際社会も、米国のこのような反人権行為に対して沈黙を保っている」と指摘しました。
同じく今回解放されたモイーンアンサーリー氏も、「米国での扱いは良いものではなく、刑務所にいた11ヶ月の間、空を見る機会が一度もなかった」と述べました。
そして、「私は不公正に扱われた。この行為に関する証拠資料を、私はメディアや人々に公開するつもりだ」としました。