イラン外相;「イスラエルはパレスチナへのテロ行為を直ちに止めるべき」、アイルランド外相との電話会談で
(last modified Tue, 17 Oct 2023 10:11:02 GMT )
10月 17, 2023 19:11 Asia/Tokyo
  • イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相とアイルランドのマーティン副首相兼外務・国防相
    イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相とアイルランドのマーティン副首相兼外務・国防相

イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相が、アイルランドのマーティン副首相兼外務・国防相との電話会談において、「シオニスト政権イスラエルは、パレスチナに対するテロおよび大量虐殺を直ちに停止すべきだ」と述べました。

イルナー通信によりますと、アミールアブドッラーヒヤーン外相は16日月曜夜に行ったこの電話会談で、マーティン氏とパレスチナの最新情勢および、ガザ地区でのイスラエル軍による民間人攻撃の激化について意見交換を行いました。

同外相は、食料、水、医薬品などの人道支援物資の搬入阻止を目的としたガザ地区封鎖というイスラエルの犯罪を非難しながら、「今や、戦火が他の場所への拡大が避けられない段階になろうとしている。ガザの人々に水、食料、医薬品を届けるために、適当な回廊を早急に設置する必要がある」と述べました。

続けて、ガザ地区で1日に300人から700人の民間人が殺害されていることに言及しながら、「シオニスト政権は、パレスチナに対するテロおよび大量虐殺を直ちに停止すべきである」と強調しました。

マーティン氏も、パレスチナでの緊張増大に懸念を表明し、「この戦闘においては国際人道法が遵守される必要がある」と指摘しました。

また、「我が国も、ガザ地区の人々に人道支援物資を送るための人道回廊設置の必要性を強調する」としました。

そして、「イランは、地域の危機を緩和させるのに有益な案を提示するような、他にはない役割を果たすことができると期待している。それは、現在の地域における緊張増大は懸念されるものであり、その緩和措置を直ちに講じる必要があるからだ」と述べました。

 


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