イラン外相、「イスラエルの今後は悲惨なものに」
12月 07, 2023 17:41 Asia/Tokyo
イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相は、カタールのムハンマド副首相兼外相との電話会談で、「イスラム抵抗勢力は、これまでシオニスト政権イスラエルの侵略に対し力で対抗してきたが、この流れが続けば、同政権の今後は非常に悲惨なものとなるだろう」と述べました。
イルナー通信によりますと、アミールアブドッラーヒヤーン外相とムハンマド外相は、6日水曜夜に行った電話会談で、パレスチナのガザおよびヨルダン川西岸の最新情勢と、シオニスト政権イスラエルがパレスチナに行っている犯罪について話し合いました。
両外相は、シオニスト政権がガザおよびヨルダン川西岸で女性や子どもを攻撃していることを非難し、「シオニスト政権による戦争犯罪、大量虐殺、国際法違反は、早急に停止される必要がある」として、国際社会に対し緊急行動を取るよう求めました。
また、「ガザとヨルダン川西岸の情勢をめぐり国連安全保障理事会に出ている決議案は、国際社会が政治的解決に焦点を合わせていることを示す」と強調しました。
そして、パレスチナ国民への人道支援物資を行き渡らせるべきだと強調しながら、国連のグテーレス事務総長によるイスラエル政権のガザ住民攻撃阻止に向けた努力を支持すると表明しました。
グテーレス事務総長は先日、ガザ情勢について国連安全保障理事会に宛てた書簡で警告していました。
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