イラン外務省報道官「イランは自国領土の保全において一縷の迷いもなし」
(last modified Thu, 21 Dec 2023 10:28:51 GMT )
12月 21, 2023 19:28 Asia/Tokyo
  • アブームーサー、大トンブ、小トンブの3島
    アブームーサー、大トンブ、小トンブの3島

イラン外務省のキャンアーニー報道官は、ロシア・アラブ協力フォーラムが出したペルシャ湾上のイラン領の島に関する声明について「イランは自国領土の保全において一縷の迷いもない」と述べました。

キャンアーニー報道官は21日、モロッコ・マラケシュで開かれたロシア・アラブ協力フォーラムで、ペルシャ湾上のイラン領3島に関する声明が出されたことをうけ、これを「根拠がなく受け入れられないもの」として非難しました。

キャンアーニー氏はその上で、「アブームーサー大トンブ小トンブの3島は、恒久的にイランに帰属するものであり、イランの領土からは切り離せないものである」と述べました。

そして、「イランは、この3島がイラン領であることについては交渉の余地はないとしている。この問題に関するいかなる主張も受け入れられるものではなく、自国領土の主権に関して譲歩することはない」としました。

また、近隣諸国との関係強化や善隣の原則の尊重を強調した上で、「イランは南北のすべての近隣諸国に対し、関係強化にむけた歩みを進め、今回のような主張を繰り返さないよう求める」とし、「イランは自国領土の保全において一縷の迷いもない」と強調しました。

 


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