イラン国立人工知能機関の開設まで秒読み
6月 26, 2024 14:52 Asia/Tokyo
イラン科学技術・知識経済担当副大統領が、「我が国の国立人工知能機関の設立へのカウントダウンが始まった」と語りました。
イラン文化大革命最高評議会のメンバーらは最近、同国での人工知能組織運営評議会の設立に関する文書全般を承認しました。パールストゥデイによりますと、デフガーニー・フィールーザーバーディ・イラン知識ベース経済・科学技術担当副大統領は、SNS上の自身のページに「我が国の国立人工知能機関の開設、即ち先だって殉教した故ライースィー大統領の願望が実現した」と述べています。
この国立人工知能機関の長の任命は大統領が担うことになっており、その任期は4年ですが、更新・留任を妨げないということです。
ここで注目すべきことは、人工知能が人間のように思考し、人間の行動の模倣能力を有する特殊プログラムを備えた機械であることです。
公表された統計によりますと、イランは地域及びイスラム圏において、コンピューターサイエンスと先進技術の分野で最も進んだ国とされています。しかもこうした進歩発展は、アメリカと西側諸国の一部がイランの多くの学術機関に制裁を行使している間に成し遂げられたものです。
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