ロシアの考古学発掘調査、イランの古い盃を発見
8月 27, 2016 19:58 Asia/Tokyo
ロシアの考古学者らが、北極圏内の地域での発掘調査で、イランの古い盃を発見しました。
(イルナー通信によりますと、)北極圏内に位置するロシアのヤマロ・ネネツ自治管区中部での発掘調査で、9世紀から11世紀のものと見られるイランの古い盃が発見されました。
ロシア北極研究センターの考古学上級専門家のアンドレイ・グセフ氏は、これについて、「これまで、この地域でペルシャの盃が発見されたことはなく、この盃はイランのキャラバンによって、この地域に運ばれた可能性がある」と述べました。
(ロシアの専門家らは、「発見された遺物、とくにペルシャの盃の正確な年代は、ロシアの5つの研究所の12人の研究者と上級専門家により、科学的、歴史的な調査が行われた後に判明するだろう」としています。)