イランの外相と内相がオマーン内相と会談、地域の平和確立に向けた協力を求める
9月 05, 2016 16:12 Asia/Tokyo
イランのザリーフ外務大臣とオマーンのハムード内務大臣が、地域の平和と安定の確立のために、全ての国が協力するよう要請しました。
ザリーフ外相は4日日曜、ハムード内相とテヘランで会談し、「あらゆる国の情勢不安は、各国にとっての脅威であり、現在の情勢不安は、地域および世界に悪影響を及ぼす」と語りました。
ザリーフ外相はまた、「地域では、現在の歴史的に重要な時期を乗り越えるため、競争の概念ではなく、建設的な協力と相互理解が行われるべきだ」と述べました。
さらに、「イランとオマーンの良好な関係は、ほかの地域諸国間の関係の拡大にとっての模範となることができる」としました。
ハムード内相もこの会談で、地域におけるイランの地位と役割に触れ、「両国の関係は素晴らしいレベルにあり、地域においても、イランとの関係は拡大傾向にある」と語りました。
イランのラフマーニーファズリー内務大臣も、ハムード内相との会談で、地域諸国、近隣諸国との関係拡大はイランの外交政策の最優先事項だとしました。
ラフマーニーファズリー内相はまた、「地域のイスラム教徒の人々の敵は、近隣諸国や友好国が団結するのを望んでいない」と述べました。