9月 16, 2016 17:23 Asia/Tokyo
  • イラン外相、非同盟諸国外相会議で演説

イランのザリーフ外務大臣が、非同盟諸国の外相会議で、「内政干渉、過激主義が世界の平和と発展を前例のない脅威にさらしているだけでなく、非同盟諸国の団結をも脅かしている」と述べました。

イルナー通信によりますと、非同盟諸国会議の議長をつとめるザリーフ大臣は、15日木曜夜、ベネズエラで開催中のこの組織の外相会議で最初に演説し、「こうした困難な状況の中、冷静さを保ち、国際法規や秩序、国連憲章を守ることが必要だ」と語りました。

さらに、「暴力的な過激主義、テロリズムは衝突や人道危機などの好ましくない結果を伴い、このことは非常に深刻な脅威であり、非同盟諸国の我々のより真剣な注目を必要としている」と述べました。

また、「非同盟諸国の定期的な会議は前に横たわる問題を検討、議論するため、加盟国にとってよい機会だ」としました。

ザリーフ大臣はベネズエラの政府と国民に対し、非同盟諸国の新議長就任に際し祝辞を述べ、同国のあたたかい歓迎【とこの会議の開催】に感謝の意を表しました。

イランは2012年から2016年まで非同盟諸国の議長国をつとめ、任期中にテヘランで首脳会議も開催しました。

イランのローハーニー大統領も16日金曜、ベネズエラに出発し、非同盟諸国の首脳会議に出席、また演説し、議長国の任務をベネズエラの大統領に引き継ぐことになっています。

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