イラン原子力庁長官、「イランとヨーロッパの核協力が拡大」

イランのサーレヒー原子力庁長官が、「イランとヨーロッパの核協力は急速に拡大している」と述べました。

サーレヒー長官は29日木曜、オーストリアの首都ウィーンで、イルナー通信のインタビューに応じ、「イランはヨーロッパと様々な契約を締結しており、その中に、スイスとの核安全体制に関する協力がある」と述べました。

また、核合意後のイランとロシア・中国との核協力に関しても、「9月10日、ブーシェフルでの新たな原発2基の建設が開始された。作業はロシアとの合意の枠内で行われている」と述べました。

さらに、中国との核協力契約の締結も最終段階にあるとし、「イランはチェコとも核の分野で協力を行っており、ＩＴＥＲやユーロアトムとも協力を行っている」としました。