2月 16, 2016 19:58 Asia/Tokyo
  • イラン国連大使、大国の一方的政策を批判

イランのホシュルー国連大使が、「大国は利己主義と一方的な見方で、開発途上国の権利を侵害している」と語りました。

IRIB通信がニューヨークから伝えたところによりますと、安保理の非同盟諸国の代表として語ったホシュルー大使は、安保理70周年を、平和と安定を維持する唯一の道として国連憲章を守るための機会だとし、「先進国が開発途上国の経済的、社会的権利を無視していることは、世界の平和と安全を危機にさらしている」としました。

また、大国の一方的で利己的な行動を開発途上国の権利侵害だとしました。

ホシュルー大使はさらに、「国家主権の尊重、各国の平等、独立、権力や脅迫の行使への反対は、非同盟諸国の見方では、基本的な原則であり、こうした原則や目的の尊重は常に、すべての国にとって必須のことだ」としました。

また、「非同盟諸国の一部の国の独立と自由を制限するために、各国の国民に対する経済的な敵対行為をとるべきではない」としました。

ホシュルー大使は、国連憲章は国際問題を解決する上で、様々な可能性を有しており、第6章と8章の可能性を大いに利用し、第7章の使用は最終的な解決策として、国際平和が深刻な脅威にさらされたときのみに考慮されるべきだ」という非同盟諸国の立場を改めて強調しました。

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