イラン外務省、エジプトのテロを非難
12月 12, 2016 18:53 Asia/Tokyo
イラン外務省のガーセミー報道官が、エジプト・カイロの教会での爆弾テロを激しく非難し、犠牲者の遺族に哀悼の意を示しました。
イルナー通信によりますと、11日日曜午前、エジプト・カイロの教会で発生した爆発により、数十人が死傷しました。
地元筋によりますと、ある女がかばんを教会の一室に置き、その場から離れた後、このかばんが爆発したということです。
エジプト保健省によりますと、この爆弾テロで、これまでに25名が死亡し、50名が負傷しました。
エジプトのモルシ前大統領が退陣してから、武装勢力は繰り返しエジプトの治安部隊や警察を標的としており、この中で多くの兵士や警官が死亡しています。
イラン外務省のガーセミー報道官は11日、「宗教施設を標的とした攻撃は、どのような宗教においても違反行為であり、強く否定されている」と語りました。
また、テロリストはこの様な卑怯な攻撃により、改めて、テロは特定の国や宗教に限定されないということを示したと述べました。
さらに、テロ対策のために各国の国民は宗教や人種を超えて団結しなければならないと強調しました。
ガーセミー報道官はまた、ソマリア・モガディシオの爆弾テロも非難しました。
11日、モガディシオの港の入口で爆弾が仕掛けられた自動車が爆発したことにより、35名が死亡、50名以上が負傷しました。
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