過去1年のイランへの投資額は110億ドル

イランのノウバフト政府報道官が、過去1年に、イランに対して110億ドルを超える投資が行われたと発表しました。

イルナー通信によりますと、ノウバフト報道官は、2日木曜夜、核合意が締結された後の過去1年に、およそ115億ドルの外国投資が行われたとし、「こうした投資機会の多くは、技術や知識の移転を伴っている」と述べました。

また、制裁の解除により、イラン経済を強化するための機会が生まれているとし、「政府は多くの問題や財政上の制限にも拘わらず、機会を利用し、制裁によって停滞していた生産・産業部門、都市開発プロジェクトを活性化させようとしてきた」と述べました。

さらに、「政府はこの3年の間に、マイナスだった経済成長をプラスに転換することができた。イランの3月から8月までの経済成長は、石油収入を合わせると6.5％、石油収入を除くと4.5％だった」と語りました。

ノウバフト報道官は、「幸いにも、この1ヶ月に発表された世界銀行とＩＭＦ国際通貨基金の報告で、イランは地域諸国の中で最も安定した経済を有しているとされた」と述べました。