革命記念日の行進、最終宣言の発表
(last modified Fri, 10 Feb 2017 10:15:06 GMT )
2月 10, 2017 19:15 Asia/Tokyo
  • 革命記念日の行進、最終宣言の発表

イラン全国で行われた今年のイスラム革命記念日の行進で、最終宣言が発表され、参加者は、アメリカを第一の敵だとしました。

イランの人々は、10日金曜、革命記念日のバハマン月22日の行進の最終宣言で、「イランの人々は怒りを表明することで、アメリカによる核合意の不履行に怒りと抗議を表明し、アメリカ政府の追加制裁、イスラム排斥、イラン恐怖症に向けた努力を非難し、イランの責任者に対して、断固とした立場をとり、効果的な先制的行動をとることで対抗するよう求める」としました。

さらに、イランの安全保障については協議しないという原則を強調し、ミサイル能力は、抑止力、国家安全保障、国際法や国連憲章にのっとった防衛のレッドラインだとしました。

また、「イランの人々は、地域でのイスラムの一連の抵抗運動を支持し、アメリカ、イギリス、シオニスト政権イスラエル、地域の反動分子によって支持、計画されたサウジアラビアやバーレーンの政権の犯罪を非難することで、暴力や過激主義、憎悪、テロの拡散に反対と嫌悪を表明する」とされています。

この宣言ではさらに、イランの人々はパレスチナをイスラム世界の中心、抵抗をパレスチナ人が権利を獲得するための唯一の道だとし、パレスチナ人や抵抗グループを支援するためにイスラム世界のすべての可能性を占領からの解放のために使用するよう求めました。

イスラム革命記念日のバハマン月22日の行進は、10日、イラン全国で行われました。

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