国際観光列車「黄金の鷲」5号が、イラン中部ヤズドに到着
4月 04, 2017 20:49 Asia/Tokyo
通算5本目となる国際観光列車「黄金の鷲」が、イラン中部ヤズドに到着しました。
IRIB通信によりますと、ヤズド州鉄道局のダーヴーディ局長は、「黄金の鷲号に乗って入国した47人の外国人の乗客は4日火曜、ヤズド州内にある大ジャーメ・モスクや歴史的な町並み、ゾロアスター教徒の鳥葬に使われた沈黙の塔、ゾロアスター教寺院、ドウラトアーバード庭園を見学することになっている」と語っています。
また、「彼らはこの後、イラン中部イスファハーン州、南部ファールス州を訪れ、この木曜から金曜にかけてイランを出国する予定だ」と述べました。
国際観光列車「黄金の鷲」5号は2日日曜、イラン北東部のサラフス国境からイランに入国しました。
この国際列車は、27名の乗員のほか、欧米諸国やアジアからの乗客47名を乗せ、先月4日始発点であるロシア・モスクワを出発し、カザフスタン、ウズベキスタン、トルクメニスタンを通過してイランに入りました。
なお、黄金の鷲4号も昨年11月20日、サラフス国境からイラン入りしています。
サラフスは、イラン北東部ホラサーンラザヴィー州にある町で、トルクメニスタンとの国境沿いに位置しています。