イラン国会で、大統領に指名された閣僚の資格審査が開始
8月 15, 2017 20:08 Asia/Tokyo
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イラン国会で、大統領に指名された閣僚の資格審査が開始
イラン国会が、新政権で大統領に指名された閣僚の資格審査を開始しました。
IRIB通信によりますと、ローハーニー大統領は、15日火曜の国会の会議の初めに、新政権の計画の大筋を明らかにするとともに、自身が指名した閣僚を擁護しました。
その後、賛成議員5人と反対議員5人による意見表明が行われました。
ローハーニー大統領は、指名閣僚を発表し、すべての閣僚は、抵抗経済政策、発展、国民への奉仕、イスラム体制の理念の実現、国益の確保に向け、全力を尽くすだろうと語りました。
この後、イラン国会は、指名された閣僚のこれまでの経歴について検討しました。
それぞれの閣僚について、賛成議員2人、反対議員2人が見解を表明し、その後、指名された閣僚が自身の計画を発表し、それぞれの閣僚についての信任投票が行われます。
大統領が指名した閣僚には、外相にザリーフ氏、国防軍需大臣にハータミー師、石油大臣にザンゲネ氏、内務大臣にラフマーニーファズリー氏、情報大臣にアラヴィー氏が挙げられました。
新内閣では、3人の閣僚が留任となり、国会の信任が得られた場合には、7人が初めての入閣となります。
現在、イランには18の省庁が存在します。
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