イラン国会が指名閣僚17名のうち16名を信任
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イラン国会
イラン国会が、ローハーニー大統領が指名する閣僚17名のうち、16名を信任しました。
IRIB通信によりますと、17名の閣僚の資格審査は、今月15日から始まり、20日日曜朝に終わりました。
ローハーニー大統領も、指名閣僚の資格審査が終わった後、国会に出席して演説を行い、指名閣僚を支持しました。
ローハーニー大統領の演説後、20日正午に、指名閣僚一人一人に対する票決が行われました。
票の集計の結果、国会では、エネルギー大臣を除く16名の指名閣僚が信任されました。
アーホンディー道路都市建設大臣が188、ソルターニーファル・スポーツ青少年大臣が225、ラフマーニーファズリー内務大臣が250、ザリーフ外務大臣が236、ザンゲネ石油大臣が230の賛成票を獲得し、再度信任されました。
また、アーヴァーイー氏が244票で法務大臣に、カルバースィヤーン氏が240票で経済財政大臣に、サーレヒー氏が242票でイスラム文化指導大臣に、シャリーアトマダリー氏が241票で商工鉱業大臣に信任されました。
さらに、アラヴィー氏は252票で情報大臣に、ラビーイー氏は191票で社会福祉大臣に、ハータミー司令官が261票で国防軍需大臣となりました。
また、農業大臣に指名されていたホッジャティー氏は164票、情報通信大臣指名のアーザリージャフロミー氏が152票、ガーズィーザーデハーシェミー保健医療教育大臣が253票、教育大臣に指名されていたバトハーイー氏が238票で信任されました。
一方、エネルギー大臣に指名されていたビータラフ氏は賛成133、反対132、棄権17、無効6で信任されませんでした。
また、この中で、科学技術大臣のみが指名されておらず、ローハーニー大統領によれば、この省庁には代行が指名されるべきだとされており、後日、改めて指名が行われる予定です。
ローハーニー大統領は、今年5月19日の大統領選で、2300万以上の票を獲得しました。
また、今月3日には、ローハーニー大統領の信任状の認定式が、5日には国会で就任宣誓式が行われました。