イランの最高指導者顧問、「ISISの敗北により、その支援者が地域での新たな陰謀の実行を追求」
11月 21, 2017 22:53 Asia/Tokyo
イランのヴェラーヤティ最高指導者国際問題担当顧問が、テロ組織ISISの敗北により、この組織を形成、支援した者が地域で新たな陰謀を実行しようとしている、としました。
IRIB通信によりますと、ヴェラーヤティ顧問は、20日月曜夜、テレビインタビューの中で、「シリアでの戦争は、真のイスラム教徒の勝利に終わった」と語りました。
アメリカとシオニスト政権イスラエルがテロリストを全面的に支援したにも拘らず、シリアの政府軍とその同盟勢力はこの数日、同国東部デリゾール州南部の国境都市ブカマルをISISの占領から解放することに成功し、これによって、シリアでのISISの存在場所は、デリゾール州や中部ホムス州の砂漠地帯のみに限られています。
ヴェラーヤティ顧問はまた、テロ組織の支援者は、今回、自らの陰謀や計画をレバノンで追求している、と強調しています。
さらに、「アメリカとその同盟国は、イランのミサイル計画や地域への進出の問題を提起している」とし、「西側とその地域の同盟国はイランへの脅迫や同国の弱体化を追求している」と述べました。
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