イラン第1副大統領、アメリカの核合意離脱に対するEUの断固とした対応を要請
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イランのジャハーンギーリー第1副大統領が、「イランは、EUに対し、アメリカによる核合意離脱に断固とした反応を示し、国際社会の教訓にするべきだ」と語りました。
(last modified 2025-10-27T05:05:03+00:00 )
May 14, 2018 20:44 Asia/Tokyo
  • イランのジャハーンギーリー第1副大統領とブルガリアのカラニコロフ経済大臣
    イランのジャハーンギーリー第1副大統領とブルガリアのカラニコロフ経済大臣

イランのジャハーンギーリー第1副大統領が、「イランは、EUに対し、アメリカによる核合意離脱に断固とした反応を示し、国際社会の教訓にするべきだ」と語りました。

ジャハーンギーリー第1副大統領は14日月曜、テヘランで行われたブルガリアのカラニコロフ経済大臣との会談で、IAEA・国際原子力機関の報告でも認められたように、イランは核合意のすべての取り決めを履行している、とし、「アメリカの核合意離脱に対するEUの決定は、各国が国際舞台において対話に訴えるか、それとも別の道を進むべきかを明らかにする」と述べました。

また、「イランはシリアやイエメンの問題の解決策は政治的な手段であると考えている」としました。

EUの今期議長国を務めるブルガリアのカラニコロフ大臣もこの会談で、イランは、ブルガリアやEUの戦略的なパートナーであるとし、「イランの経済活動家は、ブルガリアを通じてEUの5億人の市場に進出することができる」と述べました。