中国とイランの研究者、新たなマラリア治療薬を開発
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中国・上海交通大学の研究者が、イランの専門家との協力により、ヨモギ属の植物の遺伝子組み換えによってマラリアの治療効果を3倍に拡大することに成功しました。
(last modified 2025-10-27T05:05:03+00:00 )
May 24, 2018 19:27 Asia/Tokyo
  • 中国とイランの研究者、新たなマラリア治療薬を開発
    中国とイランの研究者、新たなマラリア治療薬を開発

中国・上海交通大学の研究者が、イランの専門家との協力により、ヨモギ属の植物の遺伝子組み換えによってマラリアの治療効果を3倍に拡大することに成功しました。

イルナー通信によりますと、上海交通大学の研究チームは、遺伝子の組み換えにより、ヨモギ族の植物に含まれるアルテミシニンという抗マラリア物質を3倍に増やすことに成功しました。

このチームのイラン人研究者のホセイニー博士は、これについて、「世界ではマラリアで年間およそ44万人が亡くなっている。アルテミシニンの生産増加により、この物質の世界的なニーズが満たされるよう望んでいる」と語りました。

また、アルテミシニンを含む薬の開発を明らかにし、「安価に手に入れることができる」と語りました。