イラン国会議長、「アメリカの問題は、覇権主義に対するイラン国民の抵抗」
6月 01, 2018 15:20 Asia/Tokyo
イランのラーリージャーニー国会議長が、「アメリカの抱える問題は、覇権主義に対するイラン国民の抵抗である」とし、「アメリカとその同盟国は、西アジア地域でテロ組織を結成し、イランの安全保障を危険に陥れようとしている」と語りました。
メフル通信が、31日木曜、報じたところによりますと、ラーリージャーニー議長はアメリカの覇権主義に対し一部の地域諸国が消極的な立場をとっていることを指摘し、「イランにとって、アメリカによる世界規模での独裁主義に抵抗していることは名誉である」と述べています。
また、世界ゴッツの日が近づいていることに触れ、「イランイスラム共和国の建国者ホメイニー師は常に、シオニスト政権イスラエルとの戦いというテーマを強調しており、この政権が地域におけるがん細胞となったのみならず、地域の情勢不安を引き起こしていると考えていた。この問題は、今日も地域の混乱にシオニスト政権が大きく関与していることに見て取れる」としました。
ラマザーン月の最後の金曜日は、ホメイニー師の提唱により世界ゴッツの日とされており、全世界のイスラム教徒がシオニスト政権の人種差別的な政策に対する嫌悪感を示す日とされています。