ＥＵ上級代表が、イランとの世界の貿易の必要性を強調

ＥＵのモゲリーニ外務安全保障政策上級代表が、世界とイランとの貿易が必須であるとしました。

イルナー通信によりますと、モゲリーニ上級代表は７日火曜、ニュージランド・ウェリントンで、同国のピーターズ外務大臣と会談し、「イランと世界の貿易は、核合意を維持する上で必須のことである」としました。

モゲリーニ上級代表は、「イランはこれまでに核合意の取り決めの全てを履行しているため、ＥＵ側もイランとの全面的、積極的な協力を強調すると共に、新たな対イラン制裁に関するアメリカの政治家の言い訳や説明を受け入れない」と語りました。

また、国際企業や各国の政府に対し、核合意の維持に向け、イランとの通商関係を拡大するよう求めました。

アメリカのトランプ大統領は、６日月曜、自動車や貴金属といった部門に関する一部の違法な制裁をイランに対し再発動しました。