イラン中央銀行総裁、「決済におけるドルの排除と現地通貨の使用を追求している」
10月 06, 2018 15:08 Asia/Tokyo
イラン中央銀行のヘンマティ総裁が、「イランとロシアは二国間の決済におけるドルの排除と現地通貨の使用を追求している」と語りました。
ヘンマティ総裁は、5日金曜、ロシア・スプートニク通信のインタビューで、「アメリカのイランの石油と金融活動に対する制裁は効果がない」と語りました。
また、アメリカはイランの石油輸出と送金に制限を設けることはできないとして、この問題への解決法を見出すイランの努力は結果が出ているとしました。
さらに、イランはロシアとの決済に両国の現地通貨を使う割合が高まることを期待しているとして、「ロシアのナビウリナ中央銀行総裁との会談後、決済におけるドルの排除と現地通過の使用に関して、良い合意が締結された」と強調しました。
ヘンマティ総裁は、イランとロシアの貿易決済において、およそ30%の現地通貨が使われるとして、「この割合が増加することを希望する」としました。
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