歴史の一頁;イラン暦バフマン月12日
2月 01, 2020 04:51 Asia/Tokyo
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ホメイニー師が15年振りに祖国イランへ帰国
2月1日土曜は、イラン暦バフマン月12日にあたります。
今から41年前のこの日、イランイスラム革命の創始者、そしてイランイスラム共和国の建国者であるホメイニー師が、長期間の国外追放を経て15年ぶりに帰国し、イラン国民の熱烈な歓迎の中、祖国の土を踏みました。
このときのイラン国民の歓迎振りは異例とも言えるもので、民衆が自ら敬愛する人物をこれほど大々的に歓迎したことは現代史上まれなことでした。
ホメイニー師は、テヘラン・メフラーバード国際空港にて短い謝辞を述べた後、イスラム革命のために命をささげた殉教者らの墓参のため、テヘラン南方のベヘシュテザハラー墓地に向かい、またここでも群集を前に重要な演説を行いました。
そして、彼は、殉教者らへの墓参から戻ると、テヘランに質素な居を構え、イスラム革命の指導に当たりました。
最終的に、ホメイニー師の帰国から10日後の1979年2月11日、イスラム革命は勝利の栄冠に輝いています。
ホメイニー師がイランに帰国した2月1日(イラン暦バフマン月12日)からイスラム革命が勝利に至った2月11日(バフマン月22日)までの10日間は、夜明け(ファジル)の10日間と呼ばれ、毎年このシーズンには盛大なイベントが開催されます。
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