イラン第1副大統領、「ヨーロッパは米に制裁解除を迫るべき」
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イランのジャハーンギーリー第1副大統領が、ヨーロッパ諸国に対し、「核合意を遵守しているイランへの圧力行使をやめて、アメリカに圧政的な制裁解除を迫るべきだ」と語りました。
(last modified 2025-10-27T05:05:03+00:00 )
7月 16, 2019 18:00 Asia/Tokyo
  • ジャハーンギーリー第1副大統領
    ジャハーンギーリー第1副大統領

イランのジャハーンギーリー第1副大統領が、ヨーロッパ諸国に対し、「核合意を遵守しているイランへの圧力行使をやめて、アメリカに圧政的な制裁解除を迫るべきだ」と語りました。

ジャハーンギーリー第1副大統領は16日火曜、テヘランで「核合意に基づき、イラン国民には一切制裁が行使されるべきではなかった」とし、ヨーロッパに対し「核合意維持を望むなら、この国際合意に定められた責務を履行すべきだ」と述べています。

また、「アメリカは、倫理に反する行動に走り、国際法に違反する形で核合意から離脱した」と強調し、「イランはそれでも1年間は待ち、IAEA国際原子力機関もこの期間中に、イランが核合意に定められた全ての責務を履行したことを認めました。だが、ヨーロッパ3カ国をはじめとするこの合意のほかの署名国は何も行動を起こさなかった。そのため、イランは責務の一部の履行停止のやむなきに至った」としました。

イランは、責務履行のためヨーロッパ側に与えていた60日間の猶予期間が満了した後、それまで3.67%だったウラン濃縮度を引き上げるプロセスに着手しました。

また、ヨーロッパ側に対し、自らの責務を履行しない場合には、イラン側として3段階目の措置を決行すると警告しています。

 

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