イラン海軍司令官、「軍の課題は原子力潜水艦の製造計画が進行中」
4月 16, 2020 18:53 Asia/Tokyo
イラン海軍のハーンザーディー司令官が、「原子力潜水艦の製造は、わが国の軍の課題に据えられている」とし、「イラン国防軍需省内での完全な国産原子力潜水艦を製造する能力が存在する」と語りました。
ハーンザーディー司令官は、原子力エネルギー問題に関するイランの立場について触れ、「わが国の政府および体制組織・機関のすべては、核計画において定められた枠組みの中で行動しており、いずれの国際条約も一国の核エネルギー平和利用を妨げていない」と説明しています。
また、「抑止力や、防衛に向けた用意・態勢が存在しなければ、平和は強化・確立しない。このため、各国の軍はこの恒久的な平和維持のために存在している」としました。
さらに、米空母の西アジア地域駐留やイラン周辺の脅威に触れ、「イランは、平和的な核エネルギーを必要としている。いずれの勢力も、平和と安全の確立に向けた、イランによるこの能力の獲得を妨害することはできない」と語っています。
原子力潜水艦は、動力に原子炉を使用する潜水艦です。
これ以前にすでに、イラン海軍艦隊には世界最新鋭の技術を駆使した国産潜水艦ファーテフが加わっています。
ファーテフはイラン初の準重量級潜水艦で、電気誘導、複合戦闘管理、`艦対地ミサイル誘導、魚雷誘導、電子および電気通信戦闘、安全で統合された電気通信システムおよび、その他の数十の最新システムが装備されており、これはイラン海軍の防衛力増強につながっています。
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