イランの石油製品の輸出市場が拡大　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

イランの石油製品の輸出市場が拡大しています。　　　　　　　　　　　

イルナー通信によりますと、イランの国際石油化学見本市・イランプラストの傍らで、イランの石油化学製品の輸出に関するイタリアやドイツの企業との交渉に続き、メキシコ企業も、正式に、イランからの石油化学製品の購入に関する交渉を開始しました。

イラン石油化学産業雇用主協会の国際関係・市場責任者は、これについて、このメキシコ企業は、イランの石油化学企業と、ポリエチレンやポリプロピレン製品の購入契約に署名することを求めているとし、「今後数日以内に、イランの一部の石油化学企業の幹部が出席し、このメキシコ企業とさらなる交渉が行われる」と語りました。

イラン石油化学貿易会社の社長も、これ以前に、南アメリカは制裁後、イランの石油化学製品の新たな輸出市場になるとし、まもなく、イランの石油化学製品が南アメリカ、特にブラジルに輸出されるプロセスが加速されるだろうと予想していました。

国際見本市イラン・プラストは、原材料、機械、製品、技術サービスの4つの部門に別れ、13日水曜からテヘランで開幕し、17日日曜まで開催されています。

この見本市には、ドイツ、オーストリア、イタリア、フランス、イギリス、スペイン、チェコ、スイス、オランダ、デンマーク、ロシア、ベルギー、中国、韓国、台湾、インド、シンガポール、トルコ、ＵＡＥ、イラク、バーレーン、パキスタン、南アフリカ、オーストラリアなどの外国企業500社が参加しています。