イラン外務省報道官が米国の年次報告に反論、「イランは米が支援するテロリストの犠牲者」
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イラン外務省のムーサヴィー報道官は、米国が年次報告書の中でイランに対する非難を展開しているのに反論し、「国家テロの最大の支持者である米国政府は、この点でテロへの対抗や裁断を下す立場にはない」と強調しました。
(last modified 2025-10-27T05:05:03+00:00 )
6月 27, 2020 15:34 Asia/Tokyo
  • ムーサヴィー報道官
    ムーサヴィー報道官

イラン外務省のムーサヴィー報道官は、米国が年次報告書の中でイランに対する非難を展開しているのに反論し、「国家テロの最大の支持者である米国政府は、この点でテロへの対抗や裁断を下す立場にはない」と強調しました。

米国務省は24日水曜に発表された「テロリズム」に関する年次報告書のなかで、例年のように、イランはテロを支援していると非難しました。

イルナー通信によりますと、イラン外務省のムーサヴィー報道官は、この報告書に反論し、「イランはこの報告書を、明らかな心理学的投影、純然たる不正、およびテロとの戦いにおける米国政権のダブルスタンダードを理由に、完全に否定し、非難する」と述べました。

また、「国家テロの最大の支持者であり、シオニスト侵略占領政権イスラエルの中心的支持者である米国政府は、この点でテロへの対抗や、判定を下す立場にはない」と語りました。

そして、「過去何十年もの歴史から明らかなように、米国は自国の当局者が、テロ集団の形成に関与し、またこれらの集団を支持し、そのテロ行為を支援していることさえ認めている」と語り、「トランプ大統領も、 選挙キャンペーンの中で以前の米国政府がISISおよび他のテロ組織を誕生させたことを明確に認めた」と指摘しました。

ムーサヴィー報道官は続けて、テロとの戦いにおける英雄ソレイマーニー司令官(イスラム革命防衛隊司令官、今年1月米軍のテロで殉教)を殉教させた米政府の臆病なテロ行為は、米政権によるテロ犯罪の明確な例であると述べ、「イランは、米政府の直接また間接的な支援により広く行われたテロ行為の最大の犠牲者だ。これまでに 1万7,000人以上の殉教者を出しており、常に世界および地域規模でのテロ闘争の最前線にいる」と語りました。

 

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