イランとスイスの金融取引が実施
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スイス政府が、イランとの金融取引の実施を明らかにしました。
(last modified 2025-10-27T05:05:03+00:00 )
7月 28, 2020 02:23 Asia/Tokyo
  • イランとスイスの国旗
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スイス政府が、イランとの金融取引の実施を明らかにしました。

ロイター通信によりますと、スイス政府は27日月曜、「わが国のある製薬会社が、新たな人道関係通商ルートを通じての、初のイランとの金融取引を完成させた」と表明しています。

スイス政府対外経済庁事務局は、この製薬会社の実名や取引額には触れず、「近く、さらに多くの取引が行われるべきだ」と発表しました、

マリー・ガブリエレ・イナイヒェン・フライシュ・スイス対外経済庁外国経済局は数ヶ月前に、「わが国とイランの間の金融ルートは幸先のいいスタートを切っており、50の企業がこのルートを通じての通商の意向を示している」と語っています。

フライシュ局長によれば、今後はこうした企業の数が増加するだろうということです。

2018年5月8日、トランプ米大統領は、定められた責務を無視して一方的にアメリカをイラン核合意から離脱させ、違法な対イラン制裁の復活を宣言しました。

英独仏の欧州3カ国は、アメリカが核合意を離脱した後、イランの経済上の利益を保証することでこの合意を存続させる、と約束していました。

しかし、これらの国は口頭上、そして政治的にはアメリカの行動に対抗しているものの、これまでこの合意の存続に向けて約束した内容を、実践的な行動に移していません。

英独仏はまた、核合意の分野ではアメリカの決定に反対していながら、イランのミサイルおよび地域的な活動に関しては、アメリカに同調しています。

こうした状況のもの、イラン国家安全保障最高評議会アメリカの核合意離脱から満1年となった昨年5月8日、「イラン核合意に記載された内容にそって、この合意に定められた自らの責務を縮小しようとしている」と表明しました。

 

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