イランとアメリカの外相が会談

イランのザリーフ外務大臣とアメリカのケリー国務長官が、アメリカ・ニューヨークで、現地時間19日火曜夕方、会談を行います。

イスナー通信によりますと、ザリーフ外相は、18日月曜、地球温暖化対策の新たな国際枠組み「パリ協定」の署名式に出席するため、使節団を率いてニューヨークを訪問しました。

ザリーフ外相のこの訪問には、イラン核協議団のメンバーのアラーグチ、タフテラヴァーンチー両外務次官が同行しています。

ザリーフ外相のニューヨーク訪問の重要な計画のひとつとして、ケリー国務長官との会談が発表されています。

この会談の中心議題は、包括的共同行動計画の実施における進展の度合い、イランと各国、特にヨーロッパ諸国との金融取引における障害となる予定です。

ザリーフ外相は、「核合意の実施状況の追求に関するケリー長官との直接の会談は、しばらく実施されておらず、今回のニューヨーク訪問は、ケリー長官と会談するための良い機会だ」としています。