イラン統合参謀本部議長、UAEにイスラエルとの関係見直しを要請
8月 17, 2020 20:03 Asia/Tokyo
イランのバーゲリー統合参謀本部議長は、UAEアラブ首長国連邦に対し、シオニスト政権イスラエルとの関係を見直し、地域の安全保障を阻害する道を歩み続けることのないよう求めました。
バーゲリー議長は16日日曜、テヘランで、関係正常化に向けたシオニスト政権とUAEの合意に触れ、「世界の自由な人々がシオニスト政権との友好関係への嫌悪を示している現状において、わが国の一近隣諸国が恥知らずにも、子供を殺すシオニスト政権との関係樹立を宣言している。だが、この行動は甚だ遺憾だ」と語りました。
また、「シオニスト政権はユダヤ教の教えを無視し、イスラム世界やイスラエル市民に対して、いかなる圧制を行うことも厭わない」とし、「一アラブ・イスラム国家であるUAEにとって、こうした関係は全く相応しくないものであり、この関係は承認できない」と述べました。
さらに、イランのUAE対応は根本的に変化するだろうと強調し、「もし、ペルシャ湾地域で一つの出来事が発生し、イランの国家安全保障がいささかなりとも損なわれるようなことがあれば、イラン軍はその責任がUAEにあると見なし、そのような行動に耐えられないだろう」と語りました。
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