イランがアメリカに対する重水輸出協定に調印
4月 23, 2016 19:16 Asia/Tokyo
包括的共同行動計画と呼ばれる核合意の実行本部の部長を務めるアラーグチー外務次官が、イラン産重水をアメリカに輸出する協定に調印したとしました。
イルナー通信によりますと、アラーグチー本部長は22日金曜、イランと6ヶ国の合同委員会は、アメリカのある企業との間でイラン産重水の輸出に関する協定に調印したことを明らかにしました。
アラーグチー次官はまた、「イラン中部アラークの重水施設の32トンに及ぶ重水の売却協定の調印を巡り、3ヶ月間に渡り協議が行われており、最終的にこの協定は22日に調印された」と述べました。
イランと6ヶ国の合同委員会の初の会合は、アラーグチー次官と欧州対外行動庁のシュミット事務次長が委員長を務める中、核合意の実行、制裁解除の方法及び、これに対する障害を検討するために22日金曜、オーストリア・ウィーンで開催されました。
シュミット事務次長は、今回の会合を建設的なものとしました。