イラン政府報道官、「国際問題に日本が更なる役割を果たすことを歓迎」
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ラビーイー・イラン政府報道官が、「日本が、国際問題において更なる役割を果たすことを歓迎する」と語りました。
(last modified 2025-06-22T07:17:28+00:00 )
12月 09, 2020 05:56 Asia/Tokyo
  • ラビーイー報道官
    ラビーイー報道官

ラビーイー・イラン政府報道官が、「日本が、国際問題において更なる役割を果たすことを歓迎する」と語りました。

イラン国際通信・イランプレスによりますと、ラビーイー報道官は8日火曜、記者会見し、核合意関連の協議への参加の意向があるとした、日本やペルシャ湾岸諸国などの一部の国の政府関係者の発言に関して、「わが国は、友好国かつ重要なパートナー国としての日本が、国際問題において更なる役割を果たすことを歓迎する。もっとも、核合意関連の協議は、わが国の見解ではすでに終了したものとみなされている」と述べています。

また、「新たな協議が行われる予定はなく、残された問題は、核合意に照らしての責務にすべての関係国が復帰することのみである」としました。

さらに、イラン中部ナタンズの核施設への新たな遠心分離機の設置に英独仏が懸念を示したことに触れ、「ナタンズの施設に500基の遠心分離機を設置するというイランの措置は、アメリカの核合意離脱を理由とした、責務のバランスをとるための責務削減が目的だ」としています。

核合意に署名した英独仏の3カ国は7日月曜、声明を発表し、核合意に定められた責務履行に関する自らの怠慢には触れず、ナタンズ核施設への遠心分離機の数の増強というイランの措置に懸念を表明しました。

ラビーイー報道官は、「ナタンズ核施設での遠心分離機の基数の増強は核合意および、当事国双方向の権利として明記されている条項に基づくものである」とし、「イランの措置のすべては、核合意の相手側がその責務を履行した場合には、以前の状態に戻される」と結んでいます。

 

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