テヘラン金曜礼拝、「核の合意は、イラン国民の忍耐と抵抗の賜物」
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29日に行われたテヘラン金曜礼拝で、セッディーギー師が説教を行い、イランと6カ国の核の合意は、イスラム革命にダメージを与えようとする敵の陰謀に対するイラン国民の忍耐と抵抗の賜物だとしました。
(last modified 2025-10-27T05:05:03+00:00 )
1月 29, 2016 20:56 Asia/Tokyo
  • テヘラン金曜礼拝、「核の合意は、イラン国民の忍耐と抵抗の賜物」

29日に行われたテヘラン金曜礼拝で、セッディーギー師が説教を行い、イランと6カ国の核の合意は、イスラム革命にダメージを与えようとする敵の陰謀に対するイラン国民の忍耐と抵抗の賜物だとしました。

セッディーギー師は、核合意の包括的共同行動計画の実施に触れ、「イスラム革命の敵は、圧力や制裁によってイランのイスラム体制にダメージを与えることができないことが分かり、協議を行うことを余儀なくされた」と語りました。

また、「覇権主義国は、経済制裁によってイランを麻痺させ、イラン国民を反体制に立ち上がらせることで、そのような混乱を利用し、体制を崩壊させようとしたが、それに失敗した」と述べました。

さらに、「圧制的な制裁によって、イラン国民がイスラム体制に疲弊することはなく、それどころか世界の大国に対する彼らの嫌悪が増し、イランの人々がイスラム革命の理念を守り続けていることが証明された」と強調しました。

セッディーギー師は、世界の大国は、イランの若者たちが濃縮度20%のウランを保有し、放射性医薬品を製造し、さまざまな分野で核技術を利用できるとは全く考えていなかったとし、「これらの大国が協議に参加したのは、日ごとに増すイランの力に対する大国の恐れによるものだった」と述べました。

さらに、2月26日のイラン議会選挙と専門家会議選挙に触れ、「選挙はイランにおける共和制と民主主義を保証するものであり、人々は今年、これまで以上に大々的にこの重要な行事に参加するだろう。それは彼らの権利でもあり、また義務でもある」としました。