イラン政府報道官、「米は法律違反行為をやめる以外に方法なし」
イランのラビーイー政府報道官が、「アメリカ政府は極めて近い将来、自らの法律違反行動を止める以外に方法はなくなり、各種の国際合意への違反や一方的な制裁は終結するだろう」との予測を示しました。
ラビーイー政府報道官は6日火曜、記者会見し、「本日火曜、オーストリア・ウィーンで核合意の再生、そして理不尽な振る舞いの敗北プロセスの新たな段階を目の当たりにしている。トランプ前アメリカ政権のよる横暴な態度や圧力が最高潮に達していた中、我々が予測したとおり、ついにアメリカは過去の誤った方向路線に失望し、最大限の圧力行使政策が失敗し、核合意復活および、全ての関係国の責務復帰以外に道がないことを認めることになった」と述べています。
そして、「我々の原則的な立場は非常に明確であり、この立場はわが国の交渉担当者によっても繰り返されるだろう。これまでにくり返し言われているように、イランと米の代表者との間の協議は一切行われる見通しはないが、我々は制裁解除および安保理決議2231が実行された場合には、イランとして相手側の責務履行を検証した後に、最短時間で自らの全責務の履行に復帰する、というメッセージを核合意の署名国に送る意向がある」としました。
さらに、「現時点では、この会議の結果について我々は楽観的でも悲観的でもないが、自分たちが正しい方向に進んでいると確信している。米国の意志、真剣さ、誠実さが証明されれば、それは核合意のより良い未来、そして最終的には今後数週間でその完全な実施の証となりうる」と語っています。
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