イラン安全保障関係者、「アレッポ攻撃が見過ごされることはない」
May 09, 2016 18:09 Asia/Tokyo
イラン国家安全保障最高評議会のシャムハーニー書記が、アメリカは、シリア・アレッポでの停戦違反の要因だとしました。
シャムハーニー書記は、若手記者クラブのインタビューで、シリア北西部のアレッポでの最近の情勢について、「アレッポで起こったことは、停戦を確立する上での誠意を意図的に悪用したものだった。アメリカと地域の同盟国はテロリストへの長期的な後方支援を行うことで、この中心にいる」と強調しました。
数ヶ月前、アレッポ南部の地域がテロリストの占領から解放されましたが、ここ数日、テロリストはアメリカとロシアが合意した停戦を悪用することで、シリア軍とイランの軍事顧問に奇襲攻撃を行い、この地域を占領しました。
シャムハーニー書記は、停戦の誠意の悪用は看過することのできない問題であるとし、「停戦合意が実行されるとき、それが悪用されることはあってはならないが、残念ながらそうなった」と述べました。
イラン公益評議会のレザーイー書記も、シリア人に対するテロリストの犯罪に報復することを強調しました。
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