イラン海軍司令官、「地域外勢力の艦船はペルシャ湾から撤退すべき」
(last modified Thu, 01 Jul 2021 07:24:28 GMT )
7月 01, 2021 16:24 Asia/Tokyo
  • イラン海軍のハーンザーディー司令官とフランス海軍のピエール・ヴァンディエール(Pierre Vandier)司令官
    イラン海軍のハーンザーディー司令官とフランス海軍のピエール・ヴァンディエール(Pierre Vandier)司令官

イラン海軍のハーンザーディー司令官が、ペルシャ湾やオマーン海からのアメリカおよびEUの艦船撤退を強調しました。

ハーンザーディー司令官は、フランス海外県レユニオン島で行われている第7回IONSインド洋海軍シンポジウムに出席する傍らで、フランス海軍のピエール・ヴァンディエール(Pierre Vandier)司令官と会談し、「西アジアにおける地域外勢力の軍の駐留、および望ましくない安全保障編成は、地域全体の安全強化になっておらず、停止されるべきである」と述べました。

ヴァンディエール司令官も、「我が国や欧州のアプローチは、地域における安全維持やバランスを方針としている。この2年間に我々が取ってきた立場も、対話を伴うバランスのとれたものだった」と述べました。

さらに、イランがIONS議長国を務めた期間に行った活動について触れ、「新型コロナウイルスの感染拡大があったにもかかわらず、イラン海軍は3年の任期の間、IONSを最良の方法で成功裡に運営した」と続けました。

イランは2018年から3年間にわたりIONS議長を務め、今回の会合で任期を終えて、議長職をフランス海軍に引き継ぐことになっています。

IONSはインド洋地域の諸国の間で開かれる一連の会議であり、メンバー24か国とオブザーバー8か国から成っています。

開催地となったレユニオン島は、フランスの海外領土の一部であり、南インド洋に浮かぶマダガスカル島の西に位置する島です。

 

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