イラン大統領府長官、「重要なのは制裁解除まで協議を続けることだ」

7月 08, 2021 18:31 Asia/Tokyo

イランのヴァーエズィー大統領府長官は、「重要なのは制裁解除まで協議を続けることだ」と述べました。

イルナー通信によりますと、ヴァーエズィー長官は８日木曜、オーストリア・ウィーンでの核合意をめぐる協議の最新情勢について、「主な議論は尽くされた。今は決断の段階だ」と述べました。

また、「この決断は、イランもアメリカも下さなければならない」とも語りました。

ヴァーエズィー氏は、「イランと協議参加各国がともに決断する時は、新しい協議ラウンドが開催され、その決定を最終的なものしなければならない」と述べました。

同氏はさらに、「重要なのは協議そのものであり、これはＩＡＥＡ・国際原子力機関との合意よりも重要なものである」と述べました。

核合意をめぐる協議は、ウィーンで６ラウンドにわたって開催され、現在、最終段階に近づいています。

同協議で２週間前に行われた最後の核合意共同委員会の会合では、各国代表団が協議の進展に満足していることを表明し、残る課題の解決策を見つけるため全力で対話プロセスに取り組む意志を強調しました。

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