駐ジュネーブ・イラン代表部、「MKOはテロリスト的な本質を維持」
スイス・ジュネーブにあるイラン政府常駐代表部が、アメリカの週刊誌ニューズウィークに対する返答的な内容を発表し、「イラン反体制組織MKOモナーフェギンは、テロリスト的な体質を維持している」と表明しました。
イルナー通信によりますと、同常駐代表部のヘイダリー参事官は、ニューズウィーク向けに声明を発表し、「MKOは、そのテロリスト的な性質を維持し続けており、イランの核科学者を暗殺する際にシオニスト政権イスラエルと協力してきた」としています。
また、「西側はMKOのイメージをクリーンなものにしようとしている」としました。
さらに、「2021年7月10日のMKO会議は、アメリカの政治的衰退の深さと、イラン反体制派の政治的および道徳的退廃を示した」と語っています。
この声明では続けて、「米国当局は、数千人のイラン人の命を奪った暗殺、爆撃、妨害などのテロ犯罪を犯した、そのような邪悪で惨めなテロ集団に簡単に騙されている」とされています。
そして、「MKOはテロリストとしての性質を維持し、シオニスト政権イスラエルと共謀して、イランの科学者の暗殺を含め、イラン国内で暗殺活動に手を染めてきた」となっています。
また、「しかし、米国とEUはMKOのテロリスト的な性質を無視してそのイメージを浄化し、それをイランに対抗するてことして利用しようとしている」としました。
ニューズウィークは、MKOの会合に際しデービッド・ブレナン記者が書いた報告で、このテロ組織の背景と活動を調査し、その偽善的な犯罪を正当化しようとしていました。
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