イラン統合参謀本部、「イランは、アメリカの過剰な要求には屈しない」
May 15, 2016 22:43 Asia/Tokyo
イラン統合参謀本部のジャザーイェリー副議長が、「イランは決して、アメリカの過剰な要求に屈することはない」と語りました。
IRIB通信によりますと、ジャザーイェリー副議長は15日日曜、テヘランで記者団に対し、ペルシャ湾でイランのイスラム革命防衛隊により拘束されたことを理由にアメリカ海軍司令官が解任されたことに触れ、「このことは、アメリカ海軍にとって非常に苦い出来事となった」と述べています。
また、「アメリカ海兵隊員は侵略者だったのであり、彼らに対しては厳しい処遇がなされてしかるべきだった。だが、彼らに対しては穏便な処置がなされた」としました。
さらに、イランイスラム革命防衛隊のサラーミー副司令官も、防衛に関するテヘランでの会議において、「他国の国民と心を結びつける国民は、生存のための独立した考えがなく、彼らの文化は外国の文化に溶け込み、人間的な生に欠けている」と語っています。
また、「一国の国民の生のしるしは、その国民の全面的な独立にあるとされ、文化はその国民のアイデンティティの主要なシンボルである」と述べました。
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