最高指導者がアフガニスタン大統領と会談

イランイスラム革命最高指導者が、アフガニスタンの大統領と会談し、「イランは常にアフガニスタンの平和と治安を真剣に追求し、すべての分野でのこの国の発展を自らの発展と見なしている」と語りました。

最高指導者のハーメネイー師は、23日月曜、アフガニスタンのガニ大統領、及び随行使節団と会談し、「イランはアメリカやイギリスなど一部の国とは異なり、常に、アフガニスタンの人々に対して敬意、同胞意識、愛情をもって対応している。アフガニスタンが自国の天然資源を活用できるように、技術やインフラ面での支援を惜しまないだろう」と語りました。

また、アフガニスタンの人々は勇敢で誇り高く聡明な人々だとし、「アフガニスタンは、天然資源と人材と言う二つの大きな恩恵を有しており、こうした財産を適切に活用することで、良好な発展を遂げることができる」としました。

最高指導者はまた、両国の国境にある河川の水源問題の早期解決を強調し、「こうした問題が国境線を共有し、共通の文化、ニーズを持つイランとアフガニスタンの関係の障害になるべきではない」と述べました。

この会談で、ガニ大統領も、テヘランでの協議、とくにイラン南東部のチャーバハール港を介したインドとのトランジット輸送協定の締結に満足の意を表し、「我々は常にイランの人々の厚遇と、最高指導者のアフガニスタンへの肯定的な見方に感謝しており、テヘランでの協議により、これまで以上に関係拡大の下地が整えられることを期待している」としました。