1月3日は故ソレイマーニー司令官の殉教記念日
1月 03, 2022 18:03 Asia/Tokyo
2022年1月3日は、イランイスラム革命防衛隊ゴッズ部隊の司令官だった故ガーセム・ソレイマーニー氏の殉教記念日です。
ソレイマーニー司令官および、イラク民兵組織ハシャドアルシャビのアブーマハディ・アルムハンディス副司令官は2020年1月3日朝、イラク首都バグダッド空港付近で米テロリスト軍の空爆により、ほか数名の同行者らとともにテロ暗殺され、殉教しました。
テロとの戦いの中軸的な司令官だったソレイマーニー氏の殉教2周年にちなみ、イランに加えてイラクやパレスチナ、シリアなどの地域諸国でもこの数日、記念式典が盛大に実施されています。
2日日曜夜には、数万人のイラク市民がバグダッド国際空港の近くに集結し、ソレイマーニー司令官とアルムハンディス副司令官への敬慕の念を示し、追憶しました。
イラン外務省はツイッターで、「ソレイマーニー司令官の残忍な暗殺の結果は、アフガニスタンとイラクからの米国の屈辱的な撤退となり、それはベトナムからの撤退の記憶をよみがえらせた」と表明しています。
また、「この状況は、アメリカ政権の戦略上の混乱に他ならない。西アジアは決して、防衛手段を持たないこの地域の人々やソレイマーニー司令官をを殺めた輩にとっての安寧の地にはならない」としました。
そして、タフテラヴァーンチー・イラン国連大使も、国連安保理議長に宛てた書簡において、「ソレイマーニー司令官の暗殺が世界の平和と安全に与える悲惨な結果を考えると、安保理は責任を持って行動し、米国とシオニスト政権イスラエルに責任を問う必要がある」と綴りました。
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