イラン最高指導者、「米は今日計算外のところから打撃を受ける」
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イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師
イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師が「アメリカは今や、計算外のところから打撃を受けている」とし、「現在、アメリカの現職大統領と前大統領の2人は互いに手を組み、わずかに残っていたアメリカの面目を潰し、また潰そうとしている」と語りました。
ハーメネイー師著作保存出版事務所の報告によりますと、1979年2月8日(イラン暦1357年バフマン月19日)という、空軍部隊がイスラム革命の指導者・故ホメイニー師に忠誠を誓った記念日に当たる8日、イラン空軍とおよび対空防衛隊の司令官やスタッフらが、イラン全軍総指揮官であるハーメネイー師と会談しました。
ハーメネイー師はこの会談で、「真理に従う勢力が虚偽に対抗して現場に入って来るすべての場所において、敵は、表面的にどれほど栄光や威力を持っていても、内的に虚しいであるため、誤算を犯している」と述べています。
また、「これらの空軍司令官やスタッフらは、革命勝利2日前の1979年2月9日の栄誉を享受した人々の一部である。あの日の空軍の行動は、旧パフラヴィー王朝の腐敗した体制への最後の打撃となり、パフラヴィー朝を破壊した」としました。
さらに、「イラン暦1357年バフマン月19日にあたる1979年2月9日、あれらの若い将校と下士官らは、ホメイニー師との会談に参加し忠誠を誓った。だがこの忠誠は人に対するものではなく、かつ目標と理念への忠誠だった。即ち、あの忠誠は、ホメイニー師がその強力な指揮官であった、聖なる戦いに対するものだった」と語っています。
指導者は、この会談の初めに、「私は医師らが発表する衛生プロトコールを順守し、それが自らの義務であると考えている。私はマスク着用を主張する。そして、私がコロナワクチンの3回目接種も受けている」と述べ、「私は親愛なるイラン国民に対し、この分野の専門家の文言の全てに注意を払い、それを実行するよう勧告する」としました。