ノウルーズ特集；ポップ音楽「お年玉の匂い」

このシリーズでは美しいノウルーズ音楽をご紹介し、皆様にノウルーズ期間中のイラン人家庭の雰囲気を味わっていただければと思います。

イランの春の新年・ノウルーズは古代から続く国民的な祝祭であり、イラン文化を形作る要素の一つで、何千年もの間、そのダイナミズムを維持してきました。

ノウルーズはイランの文化の中で生き続けており、イランに住むあらゆる民族が祝う祝祭です。

しかし、ノウルーズは子供たちにとっては、また別の意味合いを持つものとなっています。ひょっとしたら、ノウルーズにまつわる子供の頃の思い出こそが、ノウルーズがイラン人にとって最も美しい祝祭となっている理由であるかもしれません。その思い出とは、お年玉と新しい服です。

今回お届けするのは、イランのポップ音楽の巨匠、故ファルハード・メヘルダード氏が歌う「お年玉の匂い」という曲です。

この曲では、ノウルーズにまつわる子供の頃の思い出、ノウルーズの飾り物「ハフト・スィーン」にある子供が作る色とりどりの卵や、家族の間で贈られるお年玉について語られています。

その音楽をお聴きください。

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