日本防衛相が2022年版「防衛白書」を報告
7月 23, 2022 16:48 Asia/Tokyo
日本の岸信夫防衛相が22日金曜の閣議で、2022年版「防衛白書」を報告しました。
令和4年版防衛白書は単なる年次報告書の枠を超え、厳しさを増す安全保障環境に対応するための防衛力強化に広く理解を求める「メッセージ性」に力点が置かれています。
防衛白書の別冊の、抑止力について解説した部分では赤字かつ太字で「力を背景とした現状変更を阻止するためにも抑止力は不可欠です」と明記されています。
本文の要約を掲載する別冊に今年は、「フォーカス」と銘打つコーナーを設け、4つのテーマのうち1つに「平和を生む『抑止力』」を取り上げています。
日本政府は年末にかけて国家安保戦略など戦略3文書の改定を進めており、抑止力となる「敵基地攻撃能力」(反撃能力)を含む防衛力の抜本的強化を目指しています。