11月 15, 2022 17:34 Asia/Tokyo

2022年第3四半期における日本のGDP国際総生産が、4期ぶりのマイナスに転じたことが明らかになりました。

日本の報道各社によりますと、同国内閣府が15日歌謡に発表した去る7~9月期のGDPの速報値は、物価変動の影響を除いた実質で4〜6月期に比べて0.3%減少しました。

これが1年間続いた場合の年率に換算すると、マイナス1.2%と4期ぶりのマイナスとなっています。

各報道によりますと、GDPの過半数を占める「個人消費」は去る4〜6月期に比べてプラス0.3%と伸び悩んでいます。

また、NHKによりますと、新型コロナウイルスの第7波の影響により、旅行などのサービス需要が伸び悩んだほか、エネルギー価格や食料品などの物価上昇の影響で消費者の節約志向が強まったことが指摘されています。

加えて、住宅投資もマイナス0.4%と落ち込みが続いており、特に輸入が4〜6月期と比べてプラス5.2%と大きな伸びとなったことにより、GDPの計算上、伸び率の押し下げにつながったと言えます。

一方、「企業の設備投資」は、コロナ禍でこれまで先送りされてきた投資が進んだことにより、4〜6月期と比べてプラス1.5%となりました。

 


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