日本の防衛政策、重点は南西諸島
12月 21, 2022 21:27 Asia/Tokyo
日本の英字紙「ジャパンタイムズ」は、日本政府が新たな防衛政策において、台湾有事を想定した南西諸島の防衛に注力していると報じました。
先週18日に日本政府が閣議決定した安保関連3文書では、今後の防衛政策の要として、台湾有事を想定した南西諸島の防衛に重点が置かれています。
ジャパンタイムズは、南西諸島は、仮に中国と台湾の軍事衝突が発生した場合、戦略的に極めて重要な位置にあるとしています。
専門家らは、2027年度までに防衛費を現在のおよそ1.6倍にするとした政府の新たな方針は、台湾有事をどれだけ現実に起こり得るものとみているかを示していると指摘しています。
政府が18日に閣議決定した文書では、中国の動向を「これまでにない最大の戦略的な挑戦」と表現し、こうした脅威に日米で共同で対処していくと明記されています。
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